強く奪われたいわけじゃない。

ただ、逃げられないくらい優しく抱きしめられたいだけ。

背中に回る腕の力が、少しだけ強くなる瞬間。
耳元で落ちる低い声。

「他のやつに見せるなよ」

その独占が、怖いどころか甘い。

触れられるたび、
ちゃんと“選ばれている”ってわかる。

溺愛は、支配じゃない。
逃げ場のない安心。

今夜は、静かな独占に溺れて。

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